外部火炎試験は、密閉時におけるEIDS候補の外部火炎に対する反応を判定するために用いられる。
通常の技術で加工された爆発性試験試料を使用する。試料は、長さ 20 cm で、直径は、内径 45 mm (±10 %)、肉厚 4 mm (±10 %)、長さ 200 mm の継ぎ目なし鋼管にぴったり合うようにする。鋼管は少なくとも管と同じくらいの強さの鋼鉄製または鋳鉄製のエンドキャップで密封し、204 Nm のトルクで締める。
17.8.1.3.1 実験手順は、次の 17.8.1.3.2 項に記された点を除いて試験6(c) (16.6.1.3 参照)と同様である。
17.8.1.3.2 試験は次のように行う:
各試験終了後、試料の状態を記録するため、カラー写真を撮る。反応の程度を示すものとして、クレーターおよび密閉鋼管の破片のサイズと飛散位置を記録する。
爆轟するか、破片が15 m を超えて飛散するような激しい反応を起こす爆発性物質はEIDSではなく、結果は“+”と表示する
物質 | 結果 |
HMX/不活性バインダー(86/14)、溶填 | - |
HMX/不活性バインダー(85/15)、溶填 | - |
HMX/活性バインダー(80/20)、溶填 | + |
HMX/アルミニウム/活性バインダー(51/19/14)、溶填 | - |
RDX/不活性バインダー(85/15)、溶填 | + |
RDX/TNT(60/40)、溶填 | + |
TATB/Kel-F(95/5)、圧填 | - |