化学物質の爆発安全情報データベース

17.4 シリーズ7 タイプ(a)試験規定

17.4.1 試験7(a): EIDS雷管試験
17.4.1.1 はじめに

この衝撃試験は激しい機械的刺激に対するEIDS候補の感度を判定するために行う。

17.4.1.2 装置および材料

この試験の実験装置は、試験 5(a) と同様である。(15.4.1参照

15.4.1.3 手順

実験手順は、試験 5(a) と同様である。(15.4.1参照

15.4.1.4 試験判定基準および結果査定方法

いずれかの試験で以下の場合には、結果は“+”とみなされ、その物質はEIDSには分類されない。

  1. 証拠板が裂けるかあるいは貫通する(つまり板を通して光が見える)-証拠板の膨れ、亀裂または折れ曲がりは雷管感度を示すものではない。
  2. 鉛円筒の中央が最初の長さと比べて 3.2 mm 以上圧縮される。

それ以外は、結果は“-”とみなされる。

17.4.1.5 試験結果例
物質 結果
HMX/不活性バインダー(86/14)、溶填
HMX/活性バインダー(80/20)、溶填
HMX/アルミニウム/活性バインダー(51/19/14)、溶填
RDX/TNT(60/40)、溶填
TATB/Kel-F(95/5)、圧填